歯内治療科

歯科用手術顕微鏡を用いた根管治療
歯内治療科は最も一般的な歯の疾患である、むし歯(う蝕)に関する診断・治療を担当しています。具体的には、う蝕になった歯の修復・痛む歯の治療・歯の神経(歯髄)や歯の根(根管)の治療・変色歯の治療などを行っています。
得意分野
■う蝕治療:冷たいもの・熱いものにしみる歯や、う蝕により実質欠損を生じた歯の治療を行っています。う蝕病巣除去後の充填修復には、前歯ではレジンを臼歯では金属を主に使用しますが、臼歯にも歯と同じ色の修復材を使用することも可能です。
■歯内治療:歯髄炎や根尖性歯周炎の診断と治療を行っています。複雑な根管形態に対応するために、歯科用手術顕微鏡を用い根管治療の確実性を高めるとともに、根尖病変が消退しない症例に対しては症例ごとに最も適切な外科的歯内療法を併用することで、根尖周囲組織の機能と健康の維持を図っています。
■ホワイトニング治療:歯の色に関する悩みに対して最新の機器を用いて診査を行い、漂白法・レジンボンディング法・ラミネートベニア法などから最適の方法を用いて治療を行っています。
診療体制
日本歯科保存学会専門医を含む約20名(教員・医員等)が専門的な診療にあたっています。局所麻酔が奏功しない、あるいは局所麻酔に強い不安感を抱く患者さんに対しても、歯科麻酔科との連携診療を行うことで確実・適切な処置を無痛下に行っています。
診療方針
「なるべく歯を削らない」「なるべく神経(歯髄)を取らない」「なるべく歯を抜かない」、の3つが当科の治療原則です。この治療方針に基づき「生涯を通して自分の歯で噛む」ことができるような口腔機能の健康維持を達成すべく、「歯の保存」を目標とし、痛くなく安全で快適な歯科治療を目指しています。
対象疾患
知覚過敏、う蝕、歯髄炎、根尖性歯周炎、内歯ろう、外歯ろう、歯根のう胞、歯根肉芽腫、変色歯、歯牙破折、歯根破折、正中離開、修復物脱離、咬耗歯、穿孔歯
主な検査
■ダイアグノデントによるう蝕検査
■う蝕リスク検査
■根管内細菌培養検査
■歯科用手術顕微鏡による検査
主な治療・高度先進医療
■う蝕治療:レジン充填、ポーセレンインレー、メタルインレー
■歯内治療:抜髄、根管治療、根管充填、覆髄
■ホワイトニング治療:漂白法(ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、ウォーキングブリーチ)、レジンボンディング法、ラミネートベニア、ホワイトコーティング
■外科的治療法:歯根尖切除術、歯根切除術、ヘミセクション、歯根分離法、再植法(意図的再植法を含む)
■その他:根尖病変の消退が困難な症例に対して、歯科用手術顕微鏡・Er:YAGレーザーを用いた歯内治療・外科的歯内治療

