2023年1月27日
九州大学病院
発表のポイント
- 九州大学病院呼吸器科は、京都大学本庶佑名誉教授の研究室と共同で、進行性非小細胞
肺がん患者さんを対象に医師主導治験をおこない、ニボルマブ・ベザフィブラート併用治
療は、安全で、ニボルマブ単独治療と比較し有効性が高い可能性が示されるという結果を
得ました。
- ニボルマブをはじめとする免疫チェックポイント阻害剤によるがん免疫療法は、肺がんを
含む多くのがん腫の治療成績を改善しています。
- 本研究成果は『Science Translational Medicine』に、2022年12月にパブリッシュされ
ています。