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病院からのお知らせ 2025年10月17日

九州大学が次世代医療基盤法に基づく仮名加工医療情報利用事業者に認定されました

令和7年8月19日に、九州大学は「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関する法律」(以下、次世代医療基盤法)に基づく仮名加工医療情報利用事業者(以下、認定利用事業者)として認定されました。本学はこの認定を契機に、健康・医療データを安全かつ高度に活用し、研究の推進と社会への還元を一層加速してまいります。

【背景】
次世代医療基盤法は、医療分野の研究開発を推進することを目的として2018年に施行され、2023年の改正を経て、2024年4月から「仮名加工医療情報」の活用が可能になりました。

従来の「匿名加工医療情報」では、個人が特定されないように情報を加工するため、希少疾患や特殊な治療例など、研究において重要となる情報が失われるという課題がありました。これに対し、「仮名加工医療情報」では、氏名や住所などの識別情報を削除しつつ、健康・医療等に関する情報はできる限り保持されます。さらに、厳格な安全管理体制のもとで運用されるため、安全性と研究における有用性の両立が可能となっています。

内閣府 次世代医療基盤法について:https://www8.cao.go.jp/iryou/seido/seido.html
【九州大学の役割と社会的意義】
このたびの認定により、九州大学は仮名加工医療情報作成事業者から提供される仮名加工医療情報を研究に活用できるようになりました。九州大学病院との連携のもと、大規模データを用いた診療支援や、希少疾患・難治性疾患に関する研究や、将来的には公的データベースとの連携による研究など、幅広い取組みが期待されます。九州大学病院メディカル・インフォメーションセンターでは、これまでの健康・医療データの活用経験をもとに、これらの取り組みを積極的に支援してまいります。
これらの研究は、個々の患者に適した医療の実現、新薬や新しい医療技術の開発、政策やガイドラインの科学的根拠の強化につながり、国民の健康や生活に広く貢献するものです。

【今後の展望】
九州大学は認定利用事業者として、学内外の多様な研究機関等と協力し、仮名加工医療情報の利活用を積的的に推進してまいります。これにより、総合大学としての新たな知の創出と社会への還元を実現し、学術分野の発展に貢献してまいります。

【お問い合わせ先】
九州大学病院 研究支援課
Email: byhkachohosa3@jimu.kyushu-u.ac.jp

<利活用に関すること>
九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター 臨床観察研究支援事業(COS3)
Email: cos3@med.kyushu-u.ac.jp