令和7年8月19日に、九州大学は「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関する法律」(以下、次世代医療基盤法)に基づく仮名加工医療情報利用事業者(以下、認定利用事業者)として認定されました。本学はこの認定を契機に、健康・医療データを安全かつ高度に活用し、研究の推進と社会への還元を一層加速してまいります。
【背景】
次世代医療基盤法は、医療分野の研究開発を推進することを目的として2018年に施行され、2023年の改正を経て、2024年4月から「仮名加工医療情報」の活用が可能になりました。
従来の「匿名加工医療情報」では、個人が特定されないように情報を加工するため、希少疾患や特殊な治療例など、研究において重要となる情報が失われるという課題がありました。これに対し、「仮名加工医療情報」では、氏名や住所などの識別情報を削除しつつ、健康・医療等に関する情報はできる限り保持されます。さらに、厳格な安全管理体制のもとで運用されるため、安全性と研究における有用性の両立が可能となっています。
内閣府 次世代医療基盤法について:
https://www8.cao.go.jp/iryou/seido/seido.html