乳腺外科(2) 外科系

基本概要

外来窓口 外来4F
初診日 月・水・金
再診日 月・水・金
ご連絡先 092-642-5479
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診療科紹介

乳がんをはじめ、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎など、乳腺に関する疾患全般について診療を行っています。乳がん治療の専門家として、手術法についてさまざまな技術をもち、個々の症例に応じた術式選択に細かな配慮を行っています。 手術の入院期間は、部分切除術で約3日、乳房切除術で約1週間で、早期社会復帰を目指した治療を行っています。さらに、薬物治療、放射線療法などさまざまな治療を患者さん個人の特性に合わせて行います。 とくに他科との連携が必要な併存症の患者さんが、安心して乳がん治療を受けられるよう丁寧な診療を心がけています。それぞれの患者さんが、納得して治療を受けられるよう、日々診療に取り組んでいます。

主な対象疾患とその治療

乳がん

乳がんは罹患数、死亡数ともに増加し、現在日本で、罹患数は1位、死亡数は5位となっています。とくに、40歳代、50歳代の方が最も多く、30歳前半でかかる方も少なくありません。ご本人のみならず、お子さんやご家族の方々の悲しみと苦労は計り知れません。社会的な役割を多く担う世代だからこそ、一人ひとりの生活に合わせて、最適な治療を提供しサポートしていくことが重要と考えています。乳がんは早期発見によって90%以上が治せる病気です。また、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群、若年性乳がん患者さんの妊孕性(妊娠する力)などについてもさまざまな部門と連携してサポートしますので、お気軽にご相談ください。

乳がんの治療は大きく分けて3種類あります。1)外科療法(手術)、2)放射線療法、3)化学療法(抗がん剤)や内分泌療法(ホルモン剤)などの薬物療法です。

乳がんの治療は、がんの特性に基づいて、一人ひとりの患者さんに最も効果的な方法を組み合わせて行います。病期I、IIの方では通常、手術治療を中心として先に行い、補助的に放射線やホルモン剤を、必要があれば抗がん剤を追加して行うのが標準治療(=最も良い方法)です。

病期II、IIIの方で、手術に加えて抗がん剤も必要と考えられる場合には、手術より先に抗がん剤治療を行うこともあります(術前化学療法)。臨床的に腋窩(えきか)リンパ節に転移がないと考えられる早期の症例に対しては、センチネルリンパ節生検による腋窩リンパ節郭清省略も行っています。

2013年から保険適応となった乳房切除後の乳房再建も形成外科と協力し行っています。また、乳がんの治療薬は日々進歩していきます。国立病院機構九州がんセンターと連携を行い、治験・臨床試験参加もご紹介することも可能です。有効な治療法、薬剤がいち早く患者さんの手元に届くように努力しています。

良性乳腺腫瘍

しこりを感じて受診する患者さんの多くは良性腫瘍です。乳腺の良性腫瘍には多くの種類があります。確実な診断を行い、手術が必要か、否かをしっかりと判断します。

「良性か悪性かわからないから、手術しましょう」「今は良性ですが、悪性になるかもしれないから手術しましょう」といったことはほとんどありません。どうしても手術が必要な場合や手術を強く希望される場合には、できるだけ目立たない傷で切除するようにしております。基本的には日帰り手術が可能です。