当院では、身体障害者補助犬法(2002年10月1日施行)に則り、身体障害者補助犬の同伴を受け入れています。外来受診等で補助犬を同伴する方が来院された場合は、ご理解とご協力をお願いいたします。
1.受け入れ可能な身体障害者補助犬の種類
〇盲導犬:目が不自由な人の歩行をサポートします。ハーネス(胴輪)をつけています。
〇介助犬:手や足が不自由な人の日常の生活動作をサポートします。
“介助犬”と書かれた表示をつけています。
〇聴導犬:耳が不自由な人へ音を知らせます。“聴導犬”と書かれた表示をつけています。
2.院内での補助犬同伴可能区域
免疫機能低下患者が滞在する場所や侵襲的な処置が行われる場所(手術室・器材室、ICU、NICU、CCU、透析室、外来化学療法室、無菌室、分娩室、血管造影室、MRI撮影室、その他)、やむを得ない場合を除き、補助犬が患者さんに同伴することを認めます。
*ただし、待合室等で来院者から犬アレルギーを持っている旨の申し出があったときは、付き添う職員は、当該来院者と補助犬との距離をあけるよう配慮するものとします。
3.補助犬を同伴し来院される方へ
〇持参していただくもの
・「身体障害者補助犬健康管理手帳」
・「盲導犬使用者証」または「身体障害者補助犬認定証」
・予防接種(狂犬病、犬レプトスピラ病、犬パルボウイルス)の証明書類
・補助犬は、適切な健康管理と予防対策を講じられた犬であり、補助犬ユーザーがきちんと行動管理していますので、他の患者さんに迷惑をかけるようなことはありません。
・補助犬は、家を出たらいつでも仕事中ですので、触ったり声をかけたりするなどの気を引くことはせずに、そっと見守っていただきますようお願いいたします。
・犬のアレルギーがある方は、その旨を遠慮せず職員にお知らせ下さい。また、補助犬に関して何らかの問題がありましたら、お近くの職員にお申し出ください。
令和2年7月
国立大学法人九州大学病院