遺伝子・細胞療法部 センター等

基本概要

外来窓口 南棟2F
初診日 月-金
再診日 月-金
ご連絡先 092-642-5947
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診療科紹介

遺伝子・細胞療法部は、輸血センターと検査部門で構成される中央診療部門です。当部では、日本輸血・細胞治療学会認定医、専任検査技師(認定輸血検査技師、細胞治療認定管理師、認定HLA技術者、認定サイトメトリー技術者を含む)が常駐し、診療・検査に従事しています。輸血センターでは、検査部と連携し輸血検査を24時間体制で実施、輸血用血液製剤を一元管理することで、自己血貯血を含む輸血療法の安全性確保と適正化に努めています。また、血液成分分離装置を用いた細胞採取や、アフェレーシス治療にも適宜対応しています。検査部門では、フローサイトメーターを用いて、造血幹細胞や造血器悪性腫瘍細胞の表面抗原検査を行うとともに、造血幹細胞移植や臓器移植の際に必要なHLAタイピング検査、抗HLA抗体検査、キメリズム検査を24時間体制で実施しています。輸血センターと検査部門が密に連携して、移植医療のサポートにも幅広く取り組んでいます。

抗HLA抗体検査保険収載にかかる施設基準について

遺伝子・細胞療法部では、以下の施設基準を満たした抗HLA抗体検査を実施しています。
抗HLA抗体(スクリーニング検査)及び抗HLA抗体(抗体特異性同定検査)に関する施設基準
(1) 当該検査を当該保険医療機関内で実施する場合においては、次に掲げる基準を全て満たしていること。
ア 区分番号「B001」の「25」移植後患者指導管理料(臓器移植後の場合に限る。)に関する施設基準の届出を行っていること。
イ 関係学会による指針を遵守し検査を実施していること。
当部では、日本組織適合性学会QCWS参考プロトコルに基づいて検査を実施しています。毎年日本組織適合性学会QCWSに参加し、精度管理を実施しています。