研究と教育 消化管内科
外来窓口 | 外来3F |
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再診日 | 月-金 |
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研究
教育
九州大学病院において病態機能内科学(第二内科)は、腎・高血圧・脳血管内科ならびに消化管内科を中心に診療を行い、内分泌代謝・糖尿病内科、光学医療診療部、腎疾患治療部、救命救急センターなどの部署でも、医局員が診療と研究に従事しています。また第二内科は腎臓、高血圧、脳循環、消化器、糖尿病、内分泌、肝臓、久山(臨床疫学)の8つの研究室から構成されています。それぞれの研究室では、スペシャリストとしての研鑽を積むと同時に、研究室同士のつながりにより内科全般に対する幅広い知識の習得が可能です。
内科系医師を志す場合、まず目指すべき内科専門医の取得には内科全般にわたる幅広い診療経験が必要となります。第二内科は冒頭に記しましたように内科の幅広い分野の診療を担っています。“一般内科の上に専門性が存在する”、“全身を診る”といった長年受け継がれてきた診療姿勢をもとに、九州大学病院や関連施設では各専門分野の医師が垣根を超えて密に連携しています。九州大学病院における第二内科のメイン病棟である北10階病棟では、腎・高血圧・脳血管内科と消化管内科の混合病棟としての運用がなされ、学生・初期研修医・内科専攻医にとって新専門医制度に対応して疾患に偏りなく内科全般について研修でき、内科の多分野の知己を深めて「全身を診る」機会を提供しています。教授による総回診以外に、各研究室による診療グループ単位での回診やカンファレンスを通じて、多方面から総合的に治療方針を検討し、診療を進めています。
また若手スタッフが中心となり、主に初期研修医・専攻医を対象に各診療グループによるレクチャーを定期的に行っています。そして、病診連携の必要性が高まる今日、「内科疾患カンファレンス」と題した近隣病院や開業医の先生方との病診連携勉強会を定期的に行っています。学外から著名な講師の先生を招聘して特別講演を行い、最新の情報を共有し連携体制を整えることで、診療の円滑化を図ることを目指しています。
初期研修後の進路は研究室によって若干異なりますが、共通することは、まず一般内科医として必要な知識と技量を身につけ、内科専門医を取得した上で、各専門分野の専門医を目指します。その後、希望に応じて、臨床医、留学、大学院進学、研究者などの道を進むことになります。詳しくは当科のホームページ(http://www.intmed2.med.kyushu-u.ac.jp)を参照ください。