内分泌代謝・糖尿病内科 内科系
外来窓口 | 外来3F |
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初診日 | 月・火・水・金 |
再診日 | 月-金 |
ご連絡先 | 092-642-5302 |
診療科紹介
内分泌代謝・糖尿病内科では、内分泌代謝疾患診療におけるわが国有数の専門施設として、外科、脳神経外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科などと連携の上、多種多様な内分泌疾患に対し、最善の治療を行っています。また、生活習慣病の背景として内分泌代謝学的成因が深く関わっていることが近年明らかになり、これら生活習慣病の診断、治療にも力を注いでいます。特に糖尿病診療では、合併症の評価および治療に積極的に取り組み、多彩な合併症に対応するため、眼科、循環器内科、外科、皮膚科、歯科など他科との綿密な連携をとるとともに、動脈硬化症の早期診断のため、脈波伝播速度測定、 頸動脈エコー、血管内皮機能検査などを施行しています。また、特殊検査として糖尿病神経障害の早期診断のための神経伝導速度や、最近増加している脂肪肝の定量的検査も行っています。
原発性アルドステロン症
左右いずれか一方が原因であれば手術で原因となる副腎を摘除します。両方の副腎が原因の場合は薬物療法でアルドステロンの作用を抑える治療を行います。
褐色細胞腫
治療は原則手術ですが、手術前後での急激な血圧変化が起こらないよう、術前に十分な薬物治療が必要になります。また、手術で腫瘍がすべて取り除かれても、10-15%程度の確率で再発や転移を起こすこと、その時期が数ヶ月後-数十年後までさまざまであることから、治療後も定期的な経過観察を長年継続する必要があります。
原発性副甲状腺機能亢進症
部位が同定できれば、その副甲状腺を手術で取り除くのが治療となります。部位が特定できない場合や、さまざまな理由で手術ができない場合は、副甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬を投与して、血液中のカルシウムを正常に保つ治療を行います。
糖尿病
糖尿病は失明や神経障害、動脈硬化症など、全身に合併症が生じる疾患で、治療にあたっては糖尿病専門医だけではなく、眼科、腎臓内科、神経内科、血管外科、循環器内科、皮膚科、形成外科、整形外科など、多くの診療科と協力しなければいけません。そのため、当院では、糖尿病内科のみではなく、診療科の枠にとらわれないチーム医療を提供しています。 また、医師だけでなく、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士など、幅広い職種のスタッフが参加し、全員で糖尿病診療を支えているという意識をもって、日々治療に取り組んでいます。