研究と教育 肝臓・膵臓・胆道内科
外来窓口 | 外来3F |
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初診日 | 月-金 |
再診日 |
月-金 |
ご連絡先 | 092-642-5302 |
研究
[肝臓疾患]
[膵臓・胆道疾患]
教育
初期研修では、入院を要する肝膵胆・消化管疾患の患者さんを主治医とともに担当します。疾患としては肝臓悪性腫瘍・肝臓良性腫瘍・急性肝不全・慢性肝疾患・消化管悪性および良性腫瘍・食道機能障害・炎症性腸疾患・膵悪性腫瘍・膵炎・胆道疾患などです。実際に患者さんを担当し、具体的な診療方針について主治医と1対1で相談し、できるだけ研修医の先生に実際の診療を体験してもらうよう心掛けています。こうして肝膵胆・消化管の診療を専門とした部門ならではの検査の進め方、治療の選択を自主的に学習することを目標としています。また、週に一度カンファレンスを行い、個々の症例の診療の疑問点に対して研究室全員で意見を出し合い解決することでさらに疾患への理解を深める場としています。なお、悪性疾患を診療する機会の多い当科では研究室一同、前向きに最新治療をしながらも、病状初期より患者さんや家族の苦痛の緩和を第一に考えるという積極的・緩和的医療の両立を心がけており、それを研修医のみなさんにも実体験してもらうことを目指しています。
初期研修終了後は、基本的には大学病院または関連病院で外来・病棟診療・内視鏡・超音波検査をはじめとした検査・治療に携わってもらいます。当研究室は中規模以上の中核病院で、肝膵胆・消化管疾患の診療で活躍する多数の医師を輩出しています。先輩医師の指導のもとで消化器病のスペシャリストに必須な診療知識や技量を学びます。その中で、専門医資格の取得もできるようプログラムしています。当科では、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化管学会胃腸科専門医、日本膵臓学会指導医、日本胆道学会指導医、の取得に必要な経験や知識を修得することができます。また、基礎研究や留学など個人の希望に沿って柔軟に対応し、消化器病のさまざまな分野で活躍する医師を育成しています。