研究と教育 小児科

基本概要

外来窓口 北棟5F
初診日 月-金
再診日 月-金
ご連絡先 092-642-5430
ホームページはこちら

研究

小児科では、さまざまな研究を行っています。
 

免疫グループ

免疫不全症の診断や遺伝子治療研究、自己炎症性疾患に関する病態解析、遺伝性
血栓症など、全国の施設と共同して研究を進めています。
 

腫瘍グループ

日本小児がん研究グループ(JCCG)参加施設として、九州で唯一の小児がん拠点病院として多数の血液腫瘍疾患、固形腫瘍に対する臨床試験および臨床治験を行い、希少疾患、難治疾患の克服に努めています。
 

神経グループ

ゲノム解析の進歩に伴い、てんかんに関与する遺伝子の数は、ここ数年で急速に増加しつつあります。同定された遺伝子の機能を解明し、新しい治療に結びつけるための戦略を、患児ご家族と共有していきます。
 

新生児グループ

九州大学病院を中心としてNICU入院児の検体や臨床情報を共有する多施設共同研究ネットワークを構築しています。微量検体でさまざまな測定を行えるFACSやELISA、蛍光標識を用いた遺伝子解析、質量分析計などを駆使してエビデンスに基づいた周産期医療の提供を目指します。おもな研究項目は以下の通りです。
1)ハイリスク新生児の病態解析
2)九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク
3)ハイリスク新生児フォローアップ研究
 

循環器グループ

先天性心疾患の胎児から成人までを含めた診断・治療・予後、川崎病冠動脈瘤、肺高血圧症を合併した先天性門脈体循環短絡症の薬物・カテーテル治療などに関する臨床研究を関連病院と連携して積極的に行っています。
 

内分泌・代謝グループ

低身長児の成長ホルモン治療による代謝・免疫・摂食行動の変化についての研究、1型糖尿病についての全国的な多施設共同研究、稀少疾患の臨床症状の解析など多岐にわたる臨床研究を行っています。

感染症グループ

川崎病をはじめとした血管炎症候群の原因究明とそれに基づく新規治療・予防法の開発、基礎疾患を抱えるお子さんや新生児の重症感染症の疫学研究、抗MRSA薬のより有効で安全な使用方の研究などを行っています。
 

腎臓グループ

小児腎移植の予後、遠隔期合併症について研究を行っています。低出生体重児、血液腫瘍疾患の治療後、先天性心疾患に関連する腎障害について研究を行っています。
 

救命グループ

急性脳症の原因や診断、治療の効果、長期的な予後について、小児神経のグループや院内の検査部などと連携して、研究を行っています。

教育

小児科は、子どもの全身を診る総合医であり、あらゆる疾患について精通しておかなければなりません。最短で卒後6年目以降に小児科専門医の資格取得の条件を満たしますが、九州大学小児科での研修によって資格取得に充分な症例を経験することが可能です。各診療グループには教育熱心な専門家が揃い、小児科医として最低限必要な知識や技術だけでなく、一歩踏み込んだ深い知見まで触れることができます。また、小児医療はチーム医療で、本院にあるあらゆる部署や職種とうまく関わり協力していく必要があります。そのようなマネージメント力を磨くことが、患者さんである子どもたちとそのご家族へ良質な医療を提供するキーポイントとなると考えます。

毎週行われる入退院紹介や教授回診では、医師にとって必要不可欠であるプレゼンテーションの技術をトレーニングしていきます。必要な情報をできるだけ短く分かりやすく伝える方法を学んでいきます。学会発表にも力を入れ、各診療グループの専門家の指導のもと、スライドの作り方やプレゼンテーション、質疑応答の仕方などについて詳しく学んでいきます。

小児科医としての知識や技術だけでなく、臨床研究についても学びます。日々の診療の中から浮かんでくる疑問を、臨床研究を用いて解決し、最終的には、患者さんの治療へ還元することを目的としています。

深い知識と優れた技術をもってたくさんの子どもたちを救うことができるような小児科医を育成していきたいと思います。