研究と教育 肝臓・脾臓・門脈・肝臓移植外科

基本概要

外来窓口 外来4F
初診日 月・水・金
再診日 月・水・金
ご連絡先 092-642-5479
ホームページはこちら

研究

肝臓・脾臓・門脈・肝臓移植外科では、主に以下のような臨床研究を行っています。

・肝切除患者さんの筋肉量及び筋力低下と予後に関する研究
・肝切除及び肝移植前の筋力トレーニングと予後改善効果に関する研究
・肝切除及び肝移植における炎症性マーカーの役割に関する研究
・肝細胞癌における免疫チェックポイント機構に関する研究
・肝移植後の新規免疫抑制剤の効果と副作用に関する研究
・肝移植後の患者さんに対するB型肝炎ワクチンの効果と遺伝子多型に関する研究
・肝移植における脾臓摘出術の有用性に関する研究

また、九州大学病院は、がんゲノム医療中核拠点病院に指定されています。当科では以前からゲノム医療にも力を入れ、GI-SCREENに参加しています。これは「頻度は少ないが有望な治療薬があるがん患者さん」を全国規模で見つけ出し、新しい治療薬が届く環境を整備する目的で設立された組織です。

教育

消化器・総合外科(第二外科)は、100年以上の歴史のある教室で、「一に人格、二に学問」を教室訓とし、人格を磨き、社会に貢献できる外科医の育成に取り組んでいます。消化管外科(食道・胃・大腸)(2)、肝臓・脾臓・門脈・肝臓移植外科、呼吸器外科(2)、血管外科、乳腺外科(2)と外科で扱うほぼすべての分野を受け持ち、各疾患グループとも専門医による充実した指導体制を整えています。九州はもちろん、全国に及ぶ関連施設において、出身大学、男女の別なく若手外科医の手術手技研鑽、専門医取得を全力で指導しています。外科専門医はもちろん、サブスペシャリティ専門医、高度技能医、内視鏡外科技術認定医などの取得が可能です。

また、若いうちから「疾病・病態の分子機序解明」に主眼を置いた研究に取り組むことにより、各疾患に対する深い洞察力を磨き、自らの研究を世界へ発信し、世界で活躍できる人材の育成を目指しています。ほぼすべての医局員が医学博士号を取得し、さらに研究や臨床のために、欧米または、国内一流施設へ留学することを推奨し、つねに海外へ5-10名の留学者を派遣しています。これらの取り組みが、多くの大学教授(過去15年間に26人)、日本および世界をリードする一流の指導者の輩出へと結実しています。

我々の医局に興味を持たれた方は、いつでも下記連絡先までご連絡下さい。病院見学・医局見学は随時行っています。

九州大学 消化器・総合外科(第二外科) 医局長室:2gikyoku@surg2.med.kyushu-u.ac.jp