研究と教育 眼科

基本概要

外来窓口 外来2F
初診日 月・水・金
再診日 月-金
ご連絡先 092-642-5660
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研究

眼科では、患者さんの視機能改善や生活の質の向上につながる新規治療法・新規診断法の確立を目指し、さまざまな眼疾患を対象として臨床研究を行っています。

現在、ぶどう膜炎・網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症や網膜静脈分枝閉塞症・網膜剥離)・網膜色素変性・緑内障・眼腫瘍・加齢黄斑変性・未熟児網膜症を対象として、眼内液の成分解析や網膜画像解析、次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析、治療薬に対する反応性に関する研究を行っています。

研究内容の詳細については、九州大学病院眼科ホームページに記載し、随時更新しています。http://www.eye.med.kyushu-u.ac.jp/patient/clinicaltrial/index.htmlをご参照ください。
当科で施行中のすべての臨床研究は、法令に従い臨床研究倫理審査委員会やヒトゲノム遺伝子解析研究倫理審査委員会、遺伝子治療臨床研究倫理審査委員会(九州大学医系地区部局)による厳正な審査を受け、承認を得た上で実施されています。

各臨床研究内容についての説明をご希望の際は、どのような質問でも結構ですので、遠慮無く主治医、またはスタッフにお尋ねください。

教育

九州大学眼科教室では学生や研修医の教育に力を入れています。

学生実習では、見学だけでなく、眼科の検査や豚眼での白内障手術を実際に体験します。6年時のクリニカルクラークシップでは、自分で所見を取り、治療方針が立てられること、手術の第一助手ができることを目標に指導しています。

研修医は、担当医としてさまざまな疾患や手術助手を経験することで、短期間に診断や治療のスキルアップをすることが可能です。また各専門領域の教員から、系統だった教育を受けることができるように配慮しています。

見えることは無条件に嬉しいこと。「見えるようになって患者さんが心から喜んでくださる」、これが我々眼科医の働く原動力です。失明を回避する最後の砦として、最高峰の医療を提供しています。九州大学発の薬剤や手術法が、世界中に拡がっています。

医局はさまざまな個性が集う場で、教室の雰囲気は一言でいえば「自由闊達」。各人がやりたいことを迷わず進めば、一見まとまりがないように見えても、全体として大きな力になります。豊かな個性があふれる教室で切磋琢磨しながら意見交換すると、きっと次代を切り拓く斬新なアイデアが生まれることでしょう。ぜひ皆さん、目を輝かせて活き活きと仕事をしている現場を見て欲しいと思います。