輸血機能評価認定制度(I&A制度) 病院について

九州大学病院は、令和元年11月7日に一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会の輸血機能評価認定制度(I&A)更新審査を受審し、令和元年12月27日付で更新認定を受けました。

************************************************************************************
【一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会のホームページから抜粋】
輸血機能評価認定(I&A)とは、inspection(点検)してaccreditation (認証)するシステムです。各施設において、 適切な輸血管理が行われているか否かを第三者によって点検し、安全を保証することです。
 輸血医療は改正薬事法、血液法により大きく変化し、安全の保証と適正使用が求められています。 厚生労働省より「輸血療法の実施に関する指針」、「血液製剤の使用指針」、「血液製剤保管管理マニュアル」、「自己血輸血:採血および保管管理マニュアル」などが出されています。 これらのマニュアルに従って、各施設で安全で有効な輸血療法が実施されることが期待されています。
 しかし指針やマニュアルには強制力がないことから、各医療機関の自主性に任されているのが現状です。 さらに、これらはすべての輸血業務に言及しているわけではなく、特に検査方法に関しては、詳しい規定はありません。日常行われるすべての輸血の安全を保証するためにも、適切な管理が行われているか否かの評価が必要です。
 I&Aの目的は、輸血用血液や分画製剤の適正使用を徹底することと、輸血の安全を保証することで、より安全な輸血管理が行われることをめざしています。
******************************************************************************************