九州大学病院災害訓練 災害対策への取り組み

 令和6年10月30日に、警固断層においてマグニチュード8.0、震度7の地震が発生したという想定で病院災害訓練を行いました。病院長を中心に災害対策本部を設置し、本院被災状況の把握と対応の訓練を行いました。
 今回の訓練は、例年より大きな地震が発生したとの想定とし、災害対策本部の指揮命令系統の強化に重点を置き実施しました。
 また、各病棟等からの報告書の提出について、電子化を実施してみる、といった新たな取り組みを試験的に導入しました。
 九州大学病院は西日本でも最大規模の病床数を持つ病院であり、福岡における災害拠点病院である大学病院でもあります。災害時においては、入院患者さんなどの安全確保の向上に努めるとともに地域の災害時対応に貢献する必要があります。そのため、これからもこのような大規模な災害シュミレーション訓練を行ってまいります。