医療上の安全確保と個人情報保護に関するご案内 権利・個人情報保護等

入院における患者氏名表示について

九州大学病院では、本院の個人情報保護方針にもとづき、患者さんの個人情報を保護するために細心の注意を払うとともに、医療事故防止のための様々な取り組みを行っています。安全な医療の基本は、それぞれの患者さんにあった適切な医療を提供することであり、患者氏名を表示しないことにより万一"患者取り違え"を起こしてしまいますと、予定したものとは異なる検査、注射、手術を実施してしまうなどの重大な事故につながりかねません。このような理由から、本院の入院治療においては、下記の事項については患者氏名を表示する方針をとるとともに、カッコ内に示すような個人情報保護対応をとっています。

患者さんの氏名を表示するもの

  1. 病室入口の表札
  2. リストバンド
  3. ベッド(検査や手術に行くため、ベッドが院内の公共の場所を通る際には、ベッドの名札が見えないように裏返す等の方法をとります。)
  4. 尿を採るためのコップ、尿をためるための容器など
  5. 血液検査や尿検査等の検査部に提供する容器(容器が回収されるまでの間患者氏名が見えないように、ナースステーション内と洗浄室に専用ケースを置き保管します。)
  6. 点滴バッグやボトル、注射器等(点滴用支柱台に点滴バッグを吊るして院内公共の場所に行かれる場合には、ご要望に応じて点滴バッグにカバーをします。)
  7. カルテ及びレントゲンフィルム袋(病棟以外の公共の場所に搬送される場合には、名札を裏側にしたり布をかける等の方法をとります。)

※病棟における氏名表示について、不都合のある方、また何かご質問やご要望がございましたら、入院された際に病棟の主治医や看護師にお申し出ください。
お申し出がない場合は、表示に同意していただいたものとして取り扱わせていただきます。