先端医工学診療部は、「低侵襲診断」「低侵襲治療」をモットーに、患者さんに優しい「精確」で安全な医療の提供を目指して診療を行っています。世界最先端の医療機器の開発を促進し、手術支援ロボットや高度医療技術を駆使して、より侵襲の少ない治療法を、多くの患者さんに提供できるよう、さまざまな診療科と臨床応用を行っています。
[得意分野]
■手術支援ロボットダヴィンチを用いたロボット手術
■ナビゲーション技術を用いた低侵襲治療
■内視鏡を用いた低侵襲治療
■遠隔手術の臨床開発
手術支援ロボットを用いた遠隔手術について、臨床応用にむけた研究開発を行っています。
■新規治療機器の研究開発と臨床応用
マイクロ手術が可能な新しいロボットや3Dアノテーションシステムの研究開発を行っています。
[診療体制]
一般外科のみならず泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科、小児外科・成育外科・小腸移植外科、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉・頭頸部外科など多岐にわたる臨床系指導医のほか、工学博士などの先端医療を専門とするスタッフと協力することで、診療対象症例を徐々に増やしています。
[主な治療]
■画像誘導下治療
CTや超音波画像などから作り出したナビゲーション画像を基に、手術をより効率よく、安全に行う方法で
す。現在、外科、内科、整形外科、泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科(泌尿器科)、小児外科・成育外科・小
腸移植外科(小児外科)、耳鼻咽喉・頭頸部外科(耳鼻咽喉科)、脳神経外科、歯科と協力して研究、臨床に
取り組んでいます。
■ロボット手術
内視鏡下手術のほとんどすべてが対象となります。
適応例:食道切除術、胃切除術、大腸切除術、腎摘出術、膵切除術、総胆管切開術、胆のう摘出術(小児例含
む)、噴門形成術(食道裂孔ヘルニア胃、逆流性食道炎に対する手術)、脾臓摘出術(小児例含む)、前立腺
全摘術など。
アクセス困難な場所や、縫合など複雑で綿密な手術操作を必要とする手術に適します。上記以外にも適応症例
は徐々に増えています。
■遠隔手術
本診療部では近い将来実用化される予定の、ロボットを使った遠隔手術について、臨床研究を行っています。
■内視鏡外科手術トレーニング
本診療部は、2004年に学内外の外科医を対象に設置された「九州大学病院内視鏡外科手術トレーニングセン
ター」の運営を担当し、2,000名を超える受講生を輩出しています。
[学会施設認定]
日本肥満症治療学会、肥満外科手術認定施設